循環型社会から見た日本の里山

閲覧数2,439
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

            循環型社会の観点から見た日本の里山
                         
                          
    1.はじめに
     この春学期の自然科学特論Ⅰの講義においては、エントロピー論を基礎に、生命がいかにして持続的な生態系を維持しているのかを学んできた。
     さらには循環的な生命システムを単なる保護すべき対象として人間社会と切り離して考えるのではなく、人間社会のなかに取り込むことによってはじめて人類も含めた持続可能な循環型社会が実現できることも学んだ。
     そこで、私は学んだ内容をもっとよく調べてみたいと思い、身近に循環型社会を実践している具体例を探していった結果、本レポートのテーマである日本の里山にたどり着いた。
     以下に、日本の里山の歴史や里山がいかにして循環型社会を実践しているのかを述べ、日本の里山についてひいては循環型社会について再考する。
    2.里山の歴史と現状
     そもそも里山とはいったいどう定義されるものなのだろうか。端的に言うと、
    里山とは、人里近くにあって人々の生活と密接に結びついた山・森林のことである。このように定義される里山がこれまでどの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。