佛教大学 M6104 R0111 日本文学概論 第一設題

閲覧数3,084
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    佛教大学通信課程のレポートを作成する際に参考になれば幸いです。

    添削担当者の評価を以下に示します。
    【設題の把握】 十分
    【テキストの理解】 十分
    【評価】A
    添削者からの訂正が無く、合格でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、および問題点をまとめよ
     国学と日本文学研究の類似点と相違点について述べる。

     まず「日本文学概論」を参照しながら、国学について述べる。国学とはそれまでの儒教の古典や仏典の研究を中心とする学問を否定し、日本の古典や古代史の等の文献を厳密に研究し、日本独自の文化や思想、精神の在り方を明らかにし見出していこうとうする学問である。外国や特に中国の漢文の影響を受けた作品には否定的であり、外来文化の影響を受ける前の日本本来の文化思想精神を明らかにしようとするものである。これは江戸時代、幕藩体制の継続維持のための朱子学が学問の中心として定められたが、その儒教的思想や教えを批判し、人間のありのままの感情の自然な表現を評価していく流れとなったものが国学である。当初は木下勝俊・戸田茂睡らが形骸化した中世歌学を批判する形で現れた。その流れに乗り下河辺長流・契沖の万葉集の研究につながっていく。特に契沖の『万葉代匠記』は重要である。契沖は、古典を研究するには古典をその時代のままで解釈する必要があると考えた。つまり、後世の書物に頼らず、その時代の書物に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。