佛教大学 R0105日本史 第二設題

閲覧数1,900
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    佛教大学通信課程のレポートを作成する際に参考になれば幸いです。

    添削担当者の評価を以下に示します。
    【設題の把握】 十分
    【テキストの理解】 十分
    【評価】A
    添削者からの訂正が無く、合格でした。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初期議会から日清戦後にかけての政党について
     わが国の議会の歴史をかえりみるに、それは議会の構成メンバーであった議員が所属する政党の歴史であったといっても過言ではない。ただしいつの時代においても政党が有権者の民意を吸い上げることができる集団であり得たかというとそうではない。政党を構成する議員も一人の人間であり、その人間達が作り出す政治には数々のドラマが秘められているのである。以下では、わが国の議会の黎明期ともいえる、初期議会から日清戦争後にかけての帝国議会の推移を概観し、そこにおいて政党が果たした役割を確認してみる。
    1.1880年代の政党
    明治時代の政治は、倒幕に功のあった藩閥政治家によって牛耳られていた。それに対して、自由民権運動などを通じて、藩閥以外の思想家・運動家たちが政治への参加を求めるという構図が成り立っていた。1881年(明治一四年)に国会開設の勅諭が出されるや、民権派により政党が結成されていく。板垣退助が中心となった自由党や、大隈重信が中心となった立憲改進党がそれである。前者はイギリス流の立憲思想を、後者はフランス流の民権思想をスローガンとしていた点にそれぞれの特徴があ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。