佛教大学 S0538 学校教育課程論(中・高) レポート 2015年

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    資料紹介

    S0538学校教育課程論(中・高)のレポートです。

    レポート設題
    中学校あるいは高等学校のいずれかの教育課程について、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。

    レポート作成にお役立ていただけたらと思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    このレポートは、テキストの主に第1章と第3章を参考にして作成した。
    まず、学習指導要領の変遷とその特徴について述べる。
    戦後、2度目の教育改革で大きく学校教育課程にも転換がもたらされた。まず、戦前に形成された国家主義の解体と、新たな民主主義の発展が目指され、「修身」に代表された国家への忠誠心を育む教育が、一転して教科教育中心の個人のための教育に転換してきたのである。
    その後、1930年代にはいると、当時、欧米で行われていた「経済主義」に基づく教育実践が一気に導入されてきたのである。ここからは、戦後、日本で急速に欧米化が進行していったことがわかる。
    さらに、1956(昭和31)年の『経済白書』をみると、次のような記述をみることができる。「もはや『戦後』ではない。われわれは異なった事態に直面しようとしている。回復を通じての成長は終わった。今後の成長は近代化によって支えられる」との言葉に象徴されるように、日本は戦後復興からさらなる近代化を求めるようになってきた。そのため、必要とされたのが基礎学力の育成であることは容易に理解されるところである。
    この転換によって、教育は再度、系統主義へと移行す...

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