聖徳大学 精神医学 第3課題 第1設題 評価:B

閲覧数3,208
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    聖徳大学 精神医学 第3課題 第1設題 
    「精神医療における倫理的観点から精神保健福祉師として特に留意すべき事項について述べなさい」

    評価:B

    参考文献
    精神医学ハンドブック 山下格 日本評論社 2010,10
    社会福祉原論 岡本民生ほか ミネルバ書房 2007,2

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第3課題 第1設題

     精神科治療においては、いわゆる「病識欠如」や「意志能力欠如」概念のために、本人の意志によらない強制的治療(保護義務者の代諾による医療保護入院、行動制限、強制投薬等)に頼らざるをえないことも決して稀ではない。これらの強制治療は、一面では社会防衛という理由(措置入院)によって、他の一面ではパターナリズムの概念によって正当化されている。

     精神医療におけるパターナリズムの最大の弊害は、医療職員が患者を「非合理、非現実的で判断能力や責任能力に欠けた存在、常に介護し保護しなければならない存在」としてとらえることによって生ずる家父長的・権威主義的態度や行動である。こうした考えに基...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。