日本文学史 レポート第1設題&第2設題&科目最終試験模範解答セット M6105

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    資料紹介

    2017年作成の最新版です。
    レポートともに合格済み(A判定)。
    科目最終試験はこの模範解答を暗記して96点を獲得し、無事に合格しました。
    模範解答の重要な語句は下線・太字にし、読み方の難しい漢字にはふりがなをつけました。 短時間でもっとも効率よく覚えられるように工夫しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    上代、中古、中世、近世の文学の特質を、それぞれの時代の特性をふまえつつ、下記の諸作品を例にして具体的に説明せよ。

      〈古事記・万葉集・古今集・女流日記(女性によって書かれた日記)・源氏物語・平家物語・徒然草・近世小説〉
     口承文学の誕生から平安遷都(七九四)までを、文学史では上代と呼ぶ。大和政権では政権の安定と正当化を意図し、諸国の氏族を皇室の配下に位置づける形で史書・地誌の編纂を行った。八世紀初期の『古事記』『日本書紀』、地誌の『風土紀』などがそれにあたり、それまで共同体や氏族ごとに語り継がれてきた神話が、国家の神話として体系化された。

    『古事記』は上・中・下の三巻から成る。上巻では天地のはじまりの混沌から、伊邪那岐・伊邪那美の二神による国生み、天照大御神の岩屋戸ごもり、その弟須佐之男命の天界追放と八俣の大蛇退治、須佐之男命の子孫である出雲の大国主命の国土経営と国譲り、そして天照大御神の孫邇邇芸命の天界からの降臨へと続く神話である。中・下巻では、神武天皇の東征、景行天皇の皇子倭建命や神功皇后・仁徳天皇・雄略天皇など英雄的人物を中心とする伝説、皇位をめぐる争い、軽太子と軽大郎女(...

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