M6109 漢文学レポート 第1設題&第2設題セット

閲覧数3,603
ダウンロード数63
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2017年作成の最新版です。
    ともに合格済み(A判定)。

    複数の資料を用いて作成した点が評価されました。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「漢文」とはどのような文体か、その定義を具体的に述べよ。
     漢文をはじめて学習する日本人にとって、しばしばその習得は困難であるように思える。その原因とも言えるのは、英語を学習するように漢文を学習しようとしてしまう意識である。
     英語と漢文は、最初は一見似ているようで、よく学んでみると実際はその多くが異なる。つまり似ているからといって、それを踏まえて学習していると、どこかでつまずくことになる。
     ひとつ例をあげるとすれば、漢文・現代中国語においては主語という意識が希薄であるということがいえよう。
     漢文とはいったい、どういったものであろうか。本レポートではその定義や文体について具体的に述べながら、漢文の特質について考えていきたい。
    先にも述べたように漢文の特徴の一つといえるのは、簡潔であるがゆえに主語の意識が希薄であるなど、あいまいな面のあるところである。
    それはもちろん、主語に関しての問題だけではない。他にも、単数や複数の違い、性別の違い、名詞と動詞の違い、ときには時制(現在か過去か)や、命令文か疑問文かさえも、読み方によってはあいまいになることがある。それは前後の関係によって読み手が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。