玉川通信 レポートA判定
参考程度にお使いください。
科目コード08808「図工科指導法」第2分冊
高学年における鑑賞指導の学習過程のポイント
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図画工作の高学年の目標である「1 創造的に表現したり鑑賞したりする態度を育てるとともに,つくりだす喜びを味わうようにする」と「3 親しみのある作品などから,よさや美しさを感じ取るとともに,それらを大切にするようにする」これをうけて「B鑑賞」においては、以下の2つの項目について鑑賞活動を通して指導する。「ア自分たちの作品,我が国や諸外国の親しみのある美術作品,暮らしの中の作品などを鑑賞して,よさや美しさを感じ取ること」、「イ感じたことや思ったことを話したり,友人と話し合ったりするなどして,表し方の変化,表現の意図や特徴などをとらえること」の2つである。指導に当たっては,表現と鑑賞を一体的に捉えることが大切であるため、友人と会話をする中で、自分の感性や友達の感じ方を伝え合うことが大切である。
暮らしの中の作品などの鑑賞
「B鑑賞」のアの内容事項について、「我が国や諸外国の親しみのある作品」について関心の強い作品を自ら選び、発表するという活動が考えられる。国、地域、時代、作者等につ...