S0612  生活科概論 B判定 佛教大学 2014

閲覧数1,547
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014年度、B判定レポートです。設題の把握は十分です。課題意識が良くまとめられています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    生活科のこれまでのあゆみをまとめるとともに実際の授業における教育的成果と課題を明らかにし、生活科のこれからの展望について具体的なことがらを示して述べよ
    1章 生活科のこれまでのあゆみ

     生活科は平成元年の学習指導要領の改訂により小学校低学年に新設された。それに伴って低学年の社会科や理科は廃止された。これは戦後教育40数年、小学校にあって教科の改廃は初めてのことであった。

     昭和30年終わり頃から昭和40年代にかけて、低学年の社会科や理科の在り方が問題となった。その結果「他教科、道徳等と関連させて効果的に指導すること」「児童自ら事物や現象にはたらきかけること」などといった指摘がなされ、低学年の社会科と理科の改善が図られた。

     昭和46年になると、中央教育審議会は「今後における学校教育の総合的な拡充整備のための基本的施策について」を答申した。

    そこでは、特に低学年において、「これまでの教科の区分にとらわれず、児童の発達段階に即した教育課程について再検討する必要がある」と指摘している。このように、昭和40年代初頭から、小学校低学年における教科の在り方が問われていた。

     昭和50年代...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。