教育社会学1

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    資料紹介

    2014年提出 A判定いただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題:学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください。
     これまで日本では、学歴社会はあまりいいイメージでもって語られることはなかった。その理由として、「受験戦争」や「偏差値輪切り体制」などという言葉と共に用いられ、その人間が内面的に持つ「本来の資質」を考慮せずに、うわべだけの「勉強ができるかどうか」だけでその人間を評価するという、理不尽かつ非人間的な社会が語られることが多かった。(p.33)
     学歴社会とよく混同される言葉に、高学歴社会がある。高学歴社会とは、単に「高学歴者の多い社会」を意味する言葉である。具体的には、高校卒業後の高等教育機関への進学率が50%を超える社会であるとされる。現代の日本は高学歴社会と言える。しかし大学が大衆化し、ゆとり教育の中で学習習慣のない生徒が大学生となっている為、大学へは行けども学力は以前より低くなっていると言われている。
     一方、学歴社会とは、「社会における社会的・職業的地位などの配分の基準として学歴が重きを占める社会」を意味する言葉であると考えられる。よって学歴社会と高学歴社...

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