異文化理解(西欧)【P6701】 2013年度佛教大学レポート

閲覧数1,775
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    第1設題 EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。
    テキスト、参考文献、私が持っている書籍の内容を主に、自分が興味のある国を1つ取り上げて考察しました。評価はBで、「相対的に自分なりにかみくだいた文章で表現されているが、テキストの内容をそのまま入れた箇所ではテキストのその部分の頁をその文章の直後に(  )で記載しておくことを勧める。参考文献についても同様である」とのことでした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題 EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。
     1993年、マーストリヒト条約の締結により、EU(欧州連合)が誕生した。最近では、2013年7月1日にクロアチアが、設立後ほぼ20年になるEUの28番目の加盟国になった。EUがなぜ経済危機の最中に、景気後退と債務増大に苦しむ国に、新たに門戸を開いたのか疑問視する声が出てくるだろう。しかし、クロアチアの正式加盟は、EU創設の原理原則が今も50年前と変わらず意義があることを示す歓迎すべき兆候といえる。過去1世紀にわたり、バルカン諸国の国家主義者と政治的緊張はその他欧州諸国に輸出され、破滅的な結果をもたらしてきた。2004年のスロベニアに続くクロアチアのEU加盟は、旧ユーゴスラビア解体が引き起こした残酷な戦争の後に出現した安定の原動力を強固にする。このことは、これら旧共産圏諸国の国民にとって重要であるとともに、欧州域内の国境の安全にとっても同じくらい重要である。

     EUは、「欧州から戦争をなくす」と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。