テスト対策に作ったノートです。要点をまとめてあります。
序章 文化経済学の拓く世界
Ⅰ文化経済学誕生の背景ときっかけ
1、消費者の文化的欲求は経済を発展させうるか
○以前の芸術・文化への人々の意識
一種の個人的で趣味的な「贅沢な消費活動」であって、生産を刺激して発展させるどころか、人々を勤勉や節約の世界から引き離して、遊びと浪費の世界に引き込むものであり、その結果、生産の成果を浪費して、しまいには経済の停滞をもたらす原因の一つであると考えられて来た。
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○1970年 万国博覧会
消費の楽しみを知った大衆が以前の生活で新たな消費欲求をもって市場に臨むことこそが経済を発展させる鍵である
2、企業の意思決定における社会的要因の拡大
○以前の企業
企業は金銭的価値を追求する組織であって、倫理性がかける、あるいは不足するのはやむをえない
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○現代の企業
金銭的価値の追求だけでなく、人間の生命や生活の発展と関わった社会の文化的さらには倫理的価値をあわせて追求しなければならない
3、芸術文化と地域経済の発展
文化経済学の発展を生み出した背景の一つに、産業構造の高度化とともに、第3次産業と呼ばれるサービス経済の比重が増大しただ...