自分と関係がある地域(現住所や出身地の都道府県・市町村)の歴史をまとめよ
私は高校卒業まで約18年間過ごした、日光街道と草加宿の歴史的遺産を継承しながら繁栄の基礎を築いた草加市の歴史を時系列にまとめる。
1221年:北条義時武蔵国矢古宇郷50余町(約50ha)を鎌倉鶴岡八幡宮に寄進
1596年:徳川氏は“陸奥の駅路”奥州街道を定める
1602年:伝馬を義務づけた宿駅制度を設けた
奥州街道・日光街道の千住から越ヶ谷間は、八条、大相模を通る迂回ルートだった。宿篠葉村の大川図書らが新道開削を行い、千住から越ヶ谷間をほぼ直線で結ぶ草加新道を築き、草加宿の基を作った。また、この出来事が草加の地名の由来となったという説もある。「二代将軍徳川秀忠が鷹狩りを大原村(八潮市)で行い、舎人(足立区)の御殿で宿泊することとなったが、大原と舎人の間には草野が広がり沼もあって人馬が進みにくかったので、大川図書に道の補修を命ぜられた。図書は領民を集め茅を刈り、柳を切って埋め新道をその日のうちに造ったところ、秀忠から“これは草の大功である。これからはここを草加と名付けよ”と上意があったので、以後...