利用しているブラウザに関する考察
平成21年度の通信利用動向調査(※1)によると、インターネットを利用するにあたって42.7%が不安を感じているという。その内訳は「ウィルスの感染が不安」と回答した人が70.6%、「個人情報の保護に不安がある」と回答した人が69.9%に上る。セキュリティを強化する為には、アップデートすることが有効だが、InternetExplorer を利用している人の半数が旧版(IE6,IE7)を利用しているという。WindowsPCに入っており私も現在利用している「InternetExplorer」(以下IE)と、シェアを伸ばしている「Firefox」(以下Fx)のセキュリティをバージョンアップという観点から比較していく。
マイコミジャーナルの記事(※2)によると、ブラウザ別ではIEが全体の62.18%、Fxが24.41%のシェアを占めている。また、バージョン別では、IE8が22.31%、IE6が20.07%、IE7が14.58%、Fx3.5が17.10%、Fx3.0が5.29%である。IE6は9年も前にリリースされたバージョンにも関わらず、未だに20%のシェア...