障害児・者に共通する心理的問題 A判定 東京福祉大学

閲覧数2,203
ダウンロード数14
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014年に提出したレポートです。
    評価 A

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「障害児・者に共通する心理的問題は何か述べよ。」
     心理的問題には、誰にでも共通する心理的問題と、障害によって生じる独自の心理的問題とがある。障害には、視覚障害、聴覚障害、知的障害、発達障害など様々な種類があり、その障害によって特有の心理的問題がある。ここでは、障害児(者)に共通する心理的問題として、欲求不満・不安・劣等感とそれに基づく適応規制、そして障害児(者)の学習や社会適応を困難にしている環境要因について述べていく。

    欲求不満(フラストーレーション)とは、基本的要求が満たされず不安定な心理状態なことをいう。基本的要求とは、障害児(者)に関わらず誰しもが持っている心理的欲求で、心身を発達させる上で重要な欲求である。基本的要求は、生理的要求と人格的要求に分類される。生理的要求は、飢えや乾き、排泄、睡眠や休息など生命を維持するためには必要な要求であり、人格的要求は、社会的承認、支配と優越を求める要求、経験の要求、安定感を求める要求、独立への要求などである。基本的要求には個人差がある。障害児(者)はその障害ゆえに基本的要求が満たされないことが多い。

     欲求不満が高まったとき、それを回...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。