明星大学 初等社会科教育法 1単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育部 小学校教員コースのレポートです。「優」の評価をいただきました。よかったら参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    レポート課題:
    1.初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴について、今日の初等社会科のあり方と課題に関連して論じなさい。
    2.初等社会科が育むべき学力の特徴について、学習形態および「総合的な学習の時間」と体験学習に関連して論じなさい。
    1.初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴とは
    「生きる力」が再認識され、真の主体性や個性を育てる教育が今まさに求められている。今日強調されている「考える力」や「総合的な学習の時間」のねらいは、実は初期社会科がめざしたものであった。我々が初等社会科の指導に臨むにあたり、その誕生の初心を顧みることなしには、本質的な初等社会科の授業を行うことは困難だろう。初等社会科の今日のあり方や課題と関連させながら、初期社会科がめざした本来のねらい、指導法の特徴についてを以下に論じる。
    初期の社会科は敗戦後の「公民科教育構想」を踏襲して学習の基礎が据えられ、これが社会科成立の基盤を整える重要な役割を果たした。戦前の修身教育に見られるような形式主義、自主性の軽視、国家主義的傾向等の反省から、デューイの経験主義を直接表現した「行ふことで学ばせる」という指導法が強調され、...

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