課題1 術後の環境を整える援助として、全身麻酔後に必要な術後の必要物品とその目的
術後ベッド作成の目的
①術後患者の安全・安楽を保持するため
②術後の治療・看護を容易にするため
必要物品
<ベッドの準備>
・下シーツ
・ラバーシーツ
・横シーツ
・バスタオル・・・術後は麻酔や手術操作の関係で嘔吐しやすいため、嘔吐によるシーツ類の汚染を防ぐために必要である。また、患者の移動、体位変換する場合にバスタオルとともに患者を動かすと、患者に与える苦痛が少なく、また汗の吸収もシーツに比べ良好であるため、もう一枚バスタオルが必要である。
・湯たんぽまたは電気毛布・・・術後の患者は、体熱が低下し、循環機能も低下しており、シーツのみでは寒くショックに陥りやすいので湯たんぽまたは電気毛布が必要である。
注意!
・枕はおかない・・・舌根沈下による気道閉塞を予防するため
・足元がマットレスの下に入れ込まれていない・・・帰室した患者がベッドに移りやすい
観察しやすい
<酸素吸入> ・マスクまたはカニューラ、流量計つき加湿瓶、蒸留水、接続チューブ
<吸引>
・吸引瓶...