ブランド戦略論 レポート
私は、「消費社会再生の条件~日本の消費はなぜ混乱したのか~」という本を読んで自分なりに考えたことを具体的なブランドと比較して述べていきたいと思う。
今回、着目したブランドは車のメーカーで知らない人はいないであろう、トヨタである。そして、そのトヨタの中でも普通の車とは違い常に最高級の車を提供し続ける、レクサスについて見ていきたいと思う。
まず、初めにブランドとはなにか。例えば、機能も値段も同じである、パナソニックと他社のテレビがもし売っているとすれば、やはり、パナソニックを買ってしまう可能性が高いのではないだろうか。それは同時にパナソニックのブランド的な価値を買ったことにもなる。つまりブランドとは「企業の安定的な収益を保証するもの」であると言えるだろう。
また、ブランドは、主に顧客、従業員、株主の三者に対して価値あるものだと考えられている。それは、企業が顧客に対して提供する価値、企業が従業員に対して提供する価値、企業が株主に対して提供する価値である。
これらの事をふまえて、レクサスの戦略について考えていきたいと思う。
レクサス車は、トヨタ車と商品、販売...