教育カウンセリング論合格レポートです。科目修得試験過去問(H22/4回~H25/3回)付。
教育カウンセリング論
教育カウンセリングの意義、目的、それが必要とされる背景・要因を論じ、カウンセリングに求められる基本的態度およびカウンセリング・マインドについて説明しなさい。
〈ポイント〉
学校カウンセリングがなぜ必要とされるのか?
学校カウンセリングは、どのような目的で行われるのか?
カウンセラーの取るべき態度は?
〈キーワード〉
教育活動、人間形成、自己決定、人格完成、カウンセリング・マインド
教育カウンセリングとは、学校教育を基礎としたカウンセリング活動であり、教科指導ではカバーしきれない子どもたちの情緒的側面の成長の促進を中心として行われる、相談や指導である。相談内容は進路問題や学校環境への不適応など多岐にわたる。さまざまな問題や悩みをもつ児童生徒と、解決を援助するカウンセラーの間で、面談などを通して当面の問題の解決を目指し、さらにその子どもの人間的な成長をはかることが目的となる。そのカウンセリングは、専任スクールカウンセラーであっても、兼任の教師カウンセラーであっても、人間関係が媒体となる信頼に基づいて行われる。
こういったカウンセリングが必要とされる背景に...