学校図書館メディアの構成合格レポートです。科目修得試験過去問(H24/2回~H25/2回)付。
学校図書館メディアの構成
ディジタル情報ネットワーク時代における学校図書館の分類・目録について論述しなさい。その際にわが国における標準化された分類法である日本十進分類法(NDC)新訂9版と標準化された目録規則である日本目録規則(NCR)1987年版改訂3版の特色を踏まえて論述しなさい。
〈ポイント〉
ネットワーク化によって学校図書館は近隣の学校図書館、公共図書館と連携することが望ましいとされる。ネットワーク化する際も分類や目録が必要になるのかを論述してほしい。なお、日本十進分類法(NDC)と日本目録規則(NCR)の最新版の特色についても論述する。
〈キーワード〉
類綱目、補助表、記述ユニット方式、標目、総合目録
学校図書館には教育課程にそった蔵書構成が必要である。しかし蔵書スペースや予算の都合で、一つの学校図書館ですべてを収集・整理・保存するのは物理的な限界がある。そこでデジタル情報ネットワーク化によって、近隣の学校図書館や公共図書館と連携し、図書館資料の相互利用をはかることがのぞましい。自校の学校図書館だけでは補えない生徒の学習活動の支援や、学習情報センターとしての機...