【教育原理】3問セット 公教育思想を背景としている日本の教育制度のような基本的原理があるか述べなさい。 他2問

閲覧数1,530
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    試験対策用として要約しています。
    よろしければご参考ください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育原理 
    設題①

    公教育思想を背景としている日本の教育制度には、どのような基本的原理があるか述べなさい。
    戦後の学校制度の基本原則は、「すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育はこれを無償とする。(憲法第26条)」という憲法の精神をうけて制定された「教育基本法」にあらわれている。

    ここでは第3条に「教育の機会均等」が掲げられ、「身体的社会的経済的な差別を受けず能力に応じて教育を受ける」という考え方を示した。戦前は、教育をうける機会が制限されていたため、この考えは極めて進歩的な意義を持ちえた。しかし、国民の就学がひろく実現されている現代においては、「子どものもつ潜在的な能力をも引出し、発達させるのに必要な教育をうける機会を保障する」というさらに進んだ考え方が求められている。

    また、第4条では「義務教育」について示されている。義務教育は戦前も存在していたが、戦後の義務教育は、国民による国民のための教育であり、子どもの教育を受ける権利...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。