英詩とは何だろうか。英語で書かれ、英語で読まれる詩のことだろうと私は思う。さらに触れたことのある英詩は、主に英国で書かれたものである。私はこの授業を受けるまでに自ら英詩に触れたことはなかった。しかし英語の詞(lyrics)には多く触れていたと言える。英詩と英詞には似通った側面がある。まず、英語で書かれていること、さらに多くは押韻されていることである。異なる点は英詞は曲に合わせて書かれたり、メロディがあとから付けられたりすることだ。英詩の場合、メロディがあとからつけられることはあるかもしれないが、たいていの場合はそれが予期されない状況で書かれると言えるだろう。
私はまた、言語としての英語にはそれなりに触れてきたということになっている。では、今まで習得してきた英語と英詩は何が違うのだろうか。 ようにと、意図されて作られた英文や、そのために適切に引用された英文であった。一方で英詩は、外国人が外国語を習得するためにと意図されたものではないし、たとえ外国人がそれに触れる場合でも、多くの場合引用はせずに、作品が書かれたそのままの状態で触れることになるだろう。我々が普段勉強する中で触れる英語は、何かの断片であったり、何かほかの目的を達成するための手段として用いられた言語であったりする。英詩もまた、何かほかの目的を達成するための手段であるのだろうが、その目的は一般的な英語が使われる場面のものとは異なるように思う。
では、ある程度理解ができる言語である英語において、そのスタイルが詩であったとき、どのような効果があるのだろうか。まず日本語の場合でもそうであるように、「詩」であるということが見たときにわかり、「これから詩を読むのだ」という心持になる。詩であるのだから、普通の文章ではなく、何か特別な意味が込められているに違いないとも思う。
英詩について語るとはどういうことか
英詩とは何だろうか。英語で書かれ、英語で読まれる詩のことだろうと私は思う。さらに触れたことのある英詩は、主に英国で書かれたものである。私はこの授業を受けるまでに自ら英詩に触れたことはなかった。しかし英語の詞(lyrics)には多く触れていたと言える。英詩と英詞には似通った側面がある。まず、英語で書かれていること、さらに多くは押韻されていることである。異なる点は英詞は曲に合わせて書かれたり、メロディがあとから付けられたりすることだ。英詩の場合、メロディがあとからつけられることはあるかもしれないが、たいていの場合はそれが予期されない状況で書かれると言えるだろう。
私はまた、言語としての英語にはそれなりに触れてきたということになっている。では、今まで習得してきた英語と英詩は何が違うのだろうか。今までの英語は、それを言語として習得する際に有効に働くようにと、意図されて作られた英文や、そのために適切に引用された英文であった。一方で英詩は、外国人が外国語を習得するためにと意図されたものではないし、たとえ外国人がそれに触れる場合でも、多くの場合引用はせずに、作品が...