佛教大学 S0833 知的障害児の生理・病理 第1設題

閲覧数3,567
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    C判定です。参考になれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    知的障害と広義・狭義発達障害の同異および各発達障害の定義とその特徴について述べよ。
    1 知的障害の定義
     日本では法令上の一般的な知的障害についての定義は存在しない。
    精神医学的にはAAMR(アメリカ精神遅滞協会)によると、知的障害とは、[知的機能及び適応行動(概念的、社会的及び実用的な適応スキルによって表わされる)の双方の明らかな制約によって特徴付けられる能力の障害である。この能力障害は18歳までに現れる。] と定義している。
    これらの定義から精神遅滞を診断するには①一般的な知的機能が明らかに平均より低い。すなわち知能指数(IQ)70以下であること②社会適応上に制約があること、③18歳以前の発症の3点が要因として挙げられている。
     法律では知的障害は定義されていないが、文部科学省(2002)は「発達期に起こり、知的機能の発達に明らかな遅れがあり、適応行動の困難性を伴う状態」と定義している。
    2 知的障害の原因
    知的障害がおこる原因としては、内因性-外因性、先天性-後天性、生理型-病理型という2分類法が用いられてきた。
    遺伝子や染色体の異常などの先天性の障害、胎芽期であれば薬物(抗精神...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。