価格理論 分冊2 A評価★

閲覧数1,910
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 12ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    完全競争市場での短期利潤最大化行動について費用の側面から説明し、個別企業の供給曲線を導出しなさい。この企業は1種類の固定生産要素と1種類の可変生産要素をもちいて1種類の生産物を生産しているものとする。

    *丸写し厳禁です!参考としてお使い下さい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    12 / 12

     企業はできるだけ大きな利潤を獲得することを目的として、土地、建物、労働などの生産要素を調達し、財の生産、販売をする。企業の利潤とは、企業が財を販売して得た収入からその財を生産するために費やした費用を差し引いたものである。企業の収入については、完全競争市場では各企業がプライス・テイカーなので、企業は市場価格でしか財を販売できない。また、生産された財は全て売ることができ、売れ残りは発生しないと仮定するため、企業の収入は財価格と生産量の積となる。一方、企業の費用は財を生産するための総支出額である。つまり、利潤を最大化するためには、費用を最小化する必要がある。そこで、本レポートでは、議論を簡単にするために、企業は1つの固定生産要素と1つの可変生産要素を用いて1つの生産物を生産していると仮定し、費用の側面から説明する。

     費用(総費用)TCは、減価償却費のような、生産量が変わっても変化しない費用である固定費用FCと、原材料費のような生産量の増減とともに変化する費用である可変費用VCから成る。(TC=FC+VC)横軸を生産量、縦軸を費用とすると、総費用は図①のように表され、こ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。