0763労働経済論<分冊1>日本大学通信教育部/評価A

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    資料紹介

    【参考文献】
    労働の経済学/笹島芳雄

    【課題】
    雇用形態の多様化がもたらす主要な格差問題を論ぜよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    わが国の労働市場において、パート・アルバイト・契約社員・派遣社員など「非正社員」と呼ばれる労働者が量的に大きく拡大している。これらの理由には、企業が、国内外における厳しい企業間競争を生き抜くために、企業が労働コストの低い非正社員を積極的に活用する傾向にあることや、経営の先行きが不透明であることから、企業は企業活動の状況に応じて労働者の増減が容易である非正社員を選好する傾向にあることが挙げられる。また、労働法制の改革により、派遣社員を利用できる業務範囲の拡大や労働契約可能期間の長期化など、非正社員を利用しやすくなったことも指摘されている。正社員と非正社員は、雇用の安定性に相違がある。正社員は、日々働いている企業から直接雇われ、期間の定めのない雇用契約で雇用されており、原則として企業の定める定年まで勤務が可能である。いわゆる終身雇用の対象となる従業員である。労働時間の面では、企業の定める所定内労働時間を働く対象者であり、フルタイム勤務である。これに対し、非正社員は、期間限定雇用や短時間労働など、企業の経営状態によって不規則な雇用形態をとる。さらに企業は、正社員の能力をフルに活用するため、能...

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