棚卸資産の取得原価と評価について

閲覧数3,064
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    棚卸資産の取得原価は、購入代価に付随費用を算入する事によって決定される。つまり、棚卸資産の取得原価は、購入代価をベースとし、引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税等の外部副費、場合によっては購入事務費、保管費その他の内部副費もその構成要素として算入する事が出来る。棚卸資産の購入に際して値引額、割引額がある場合、それを購入代価又は製造原価に引取費用等の付随費用を加算し、これに原価配分の方法を適用して算定した取得原価をもって貸借対照表価額とする。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題
    棚卸資産の取得原価と評価について述べなさい。なお、評価に関しては、「評価減」、「低価基準の適用」、評価方法などについて説明すること。
    参考文献
    「企業会計」 興津 裕康 著 森山書店
    「棚卸資産の評価のしかた」 インターネットより www.kcs-net.or.jp/bp/d/67.htm
     棚卸資産の取得原価は、購入代価に付随費用を算入する事によって決定される。つまり、棚卸資産の取得原価は、購入代価をベースとし、引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税等の外部副費、場合によっては購入事務費、保管費その他の内部副費もその構成要素として算入する事が出来る。棚卸資産の購入に際して値引額、割引額がある場合、それを購入代価又は製造原価に引取費用等の付随費用を加算し、これに原価配分の方法を適用して算定した取得原価をもって貸借対照表価額とする。
     棚卸資産の原価配分の方法の主なものには次のものがある。
     ①個別法-期末資産の全部について、その個々の取得価格によって評価する方法で、宝石や書画等、個々の受払が明確な物に向いている。
     ②先入先出法-先に取得した物から先に出て行くと仮定し、期...

    コメント1件

    Merkabah.s.oka 非購入
    購入原価から控除するのは、値引き・割戻・戻しです。割引の場合、割引額は購入原価から控除せず、「仕入れ割引」a/c で営業外収益に計上します。
    2009/01/31 18:50 (15年10ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。