障害児保育Ⅰ 科目試験解答例 近大姫路大学

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    資料紹介

    平成25年度近大姫路大学通信教育課程「障害児保育Ⅰ」科目試験解答例です。
    試験対策の参考としてお使い下さい。

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    問1:聴覚障害療育の共通事項について5点挙げて説明しなさい。

    問2:重症心身障害児に起こりやすい次の4つの合併症についてそれぞれ説明しなさい。
    (1)便秘 (2)骨折 (3)側弯 (4)褥瘡

    問3:広汎性発達障害、自閉性障害、アスペルガー障害について説明しなさい。

    問4:知的障害についてDSM-IVTRにおける診断基準で示されている3つの項目について、それぞれ詳細に説明しなさい。なお、B項目については4領域挙げそれについて例を示し説明しなさい。

    問5:注意欠陥多動性障害についてDSM-IVTRにおける診断基準で示されている症状についてそれぞれ3つずつ例を挙げて説明しなさい。さらに発症年齢、存在状況の基準について述べなさい。

    問6:脳性麻痺児について次の問いに答えなさい。
    (1)乳幼児期における症状について3つ挙げて簡単に説明しなさい。
    (2)アテトーゼ型と痙直型について簡単に説明しなさい。
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    ※私が受けた試験では問4が出題され、評価はSでした。その他の問いに関しては評価を保証するものではありませんので、あくまで参考としてお使いください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    聴覚障害療育の共通事項について5点挙げて説明しなさい。
    ①聴覚障害の認識と理解
     聴覚障害は見た目に分からないので、なかなか一般には理解されにくい障害である。また、その原因によって聞こえ方が異なり、非常に複雑な要素が絡み合っている。まず、その子どもと保護者に聴覚障害という障害の認識と理解(障害の需要)が得られるようにすると共に、一般の人々の理解も大切である。
    ②「ことば」の獲得のための環境整備
     子どもをまるごと受けとめ、表情・身振り・手話などを自然に用いた育児を楽しみ、豊かな親子のコミュニケーションを確立することが重要である。コミュニケーションとは心が通い合うことであり、ことばはその土台の上に子ども自身が自発的に獲得するものである。これらができるように環境を整え、家庭支援の体制を作ることが重要である。
    ③聴覚の補償
     聴覚障害児は聴力の変動が起きやすいので、補聴器調整に関しては経験豊かな耳鼻科医や言語聴覚士などの指導のもとに、定期的に聴力検査を行い、聴力の程度や型に応じて補聴器を選択し調整することが重要である。
    ④聴覚障害の肯定的認識
     聞こえにくくても発達・成長段階に応じてできるこ...

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