平成25年度近大姫路大学通信教育課程「こどもの保健Ⅱ」合格済みレポートです。レポート作成の参考としてお使い下さい。
設題:アレルギー体質について説明せよ。
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◆総評◆
設題の理解 ― 1:よく理解できています
文章の表現 ― 1:良く表現されています
参考図書 ― 1:有効に利用しています
内容 ― 1:内容が豊かであり、よく学習しています
◆所見◆
1回目:アレルギーに関してよくまとめてありますが、このレポートはアレルギー体質について説明することを求めています。テーマに合致した内容にしてください。
2回目:要領よくまとめてあります。
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1回目の提出では、アレルギー反応の3つの型やアトピー素因など、アレルギー体質についての記述が不十分であったため不合格でした。アトピー性皮膚炎・気管支炎喘息・花粉症・食物アレルギーについてまとめてあります。
設題2:アレルギー体質について説明せよ。
厚生労働省の報告によると、現在日本人の約2人に1人は何らかのアレルギーをもっているという。花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど様々なアレルギーが存在するが、それらの共通点は「異常な免疫反応」である。
免疫反応とは、細菌やウイルスといった危険な異物(抗原)が体に侵入したときに、それらを体内の抗体によって撃退する仕組みである。しかし、危険でない異物が体内に侵入したにもかかわらず、誤って免疫反応が働き、体が不要な反応をして抗体(主に免疫グロブリンE:IgE)を作り、くしゃみや鼻水、皮膚症状などを引き起こすことがある。これをアレルギー反応という。
アレルギー反応は、通常、3つの型に分類される。一つ目は“即時型(Ⅰ型)アレルギー”といい、抗原が作用してから15分~12時間くらいの短時間で反応が起こる。ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こし、命にかかわるほど重症になることもある。このように即時に症状が出るため、原因となる抗原との関係が分かりやすいアレルギーである。
二つ目は“遅発型アレルギー”といい、21~48時間後に起こる反応のことであ...