【明星大学】初等理科教育法1単位目【合格レポート】

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    資料紹介

    ・設問

    1「これまでの理科教育の問題点(欠陥)」について、テキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。

    2「これからの理科教育はどうあるべきか」について、テキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。


    ・レポートに書き写しやすいよう、実際のレポートと同じ縦横15×25マス形式で作成されています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    今日の理科の授業では、児童には教科書を持たせ、教師は自分で作成した教案に沿って授業を行うのが普通である。しかし、理科においてはこの「教科書」というものが理科にとっては頭を悩ませる問題となっている。

    教科書内の各説のはじめのところには、児童と共に実験したり観察したりすべき事項が書いてある。

    この実験・観察のところには、いきなり「こうしなさい」「ああしなさい」と書いてあり、児童自身が自分の予想をもって意欲的に実験・観察に取り組めるように配慮して書いていないのである。

    これが困る理由は、実験や観察の指示のすぐあとに、それらの実験・観察の結果や、それからどんなことがわかるか、ということまで印刷されている点である。

    つまり、今日の教科書は、実際に自分で実験や観察をしなくても、その結果がどうなるか、教科書を読んだだけでもわかるようにできているのだ。

    当然、自分たちで授業や観察をするにしても、教科書を予習してきた子どもたちは、実験や観察をする前から、その実験や観察の結果がどうなるか知っているので、あまりおもしろく感じられない。

    また、予習をせずとも教科書に噓が書いているはずが無いことは誰...

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