4)車いす用トイレでの排泄:ベッド→車椅子→トイレの便座への移動+排泄の介助
<目的>
・患者が無理なく、安全な排泄をする。
・患者の活動範囲拡大と排泄行動の自立を促し、廃用症候群を予防する。
・患者自身ができることはやってもらうように援助し、自信につなげる。
<*留意点>
・患者の意識が清明なときに行うようにする(見当識障害がみられるときは無理に行わない)。
・援助しすぎて患者のできることをやってあげたり、援助が不足して転倒したりしないようにする。
・行動に移る前には、その都度説明をする。
・待たせたり、排泄行動に時間がかからないようにする(援助を手順よく行う)。
・プライバシーを保護する。
<必要物品>
車椅子、履物
<手順>
車椅子の点検
車椅子のブレーキの調整
タイヤの空気が入っているか確認
説明と同意を得る
車椅子で車椅子用トイレに行くことを伝え、同意を得る。
~さん自身で出来そうなことを見つけながらやっていくことを伝え協力を促す。
ベッド上で仰臥位から端座位になってもらう
半座位になることの意味と方法を説明し同意を得る。
掛け物を足元に扇子折りにする。
ベッドの上...