生徒指導・進路指導論の科目修得試験では、6領域を説明せよ、などの広範囲にわたる大まかな出題がなされ、事前の対策が不可欠といえます。そのためテキストの効率的な読みこなしが必要になります。ここでは、どこを中心に読んで論述対策をたてればよいか、実際の出題内容に照らし合わせて解説してます。直前であせっている方も、まだ余裕はあるが先にポイントを知りたい方も、ぜひお役立ていただければと思います。
生徒指導・進路指導論、日本大学、通信教育、科目修得試験、試験対策
日大通信 生徒指導・進路指導論 科目修得試験対策
出題傾向としては、細かなワードや人物名を狙うことはなく、広く大まかな内容で聞かれるています。ただし、いざ書こうとすると内容がまとまっていなかったり、具体性にかけるものだと論述もそれ相応のものになってしまうので、着実な準備が必要といえるでしょう。持ち込みも不可です。勉強の方法としては、章ごとのまとめ読みで論述ができるレベルにまでしておくことです。重要部分だけを抜き出し図式化しておくのも有効かと思われます。
さて、それでは具体的な対策方法を解説します。大事なのは出題傾向とそれに応じた傾向別の対策です。生徒指導・進路指導論は出題内容が大まかであるため、ひとつの論述に対し覚えておくことは多いですが、攻略法があります。それは回数と出題内容がほぼ一致しているということです。そのため、この解説では簡易的なまとめを回数、出題内容にリンクさせて書いてあります。第1回では「生徒指導の意義目的、その必要性について論じなさい」が出ます。テキストの目次もわかり易いため、すぐに該当の箇所が見つけられるはずです。必ず1回どおり読んで自分でもまとめておき...