「対人関係」について述べよ。(A判定・1979文字)

閲覧数2,610
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    対人魅力 社会的交換 協力と競争 単純接触効果 バランス理論 相互依存理論 比較水準 選択的比較水準 衡平理論 マッチング現象 囚人のジレンマ

    タグ

    社会心理物理大学比較理論対人関係資源対人魅力

    代表キーワード

    心理

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    対人関係は大きな喜びの源泉であると同時に、苦痛の源泉でもある。この対人関係に深くかかわる「対人魅力」「社会的交換」「協力と競争」について述べたいと思う。
     まず、対人魅力であるが、対人関係のなかで、他者の好意を惹きつける力のことである。対人魅力の規定因には次の4つがある。1つめは、物理的近接性である。さまざま移動手段やコミュニケーション手段が発達したとはいえ、関係の成り立ちを決める最も基本的な要因は、物理的近接性、つまり近くにいることである。他の条件が同じなら、近くにいる人ほど友人に選ばれやすい。フェスティンガーらは、ある大学の既婚学生用団地における友人選択の傾向を調査した結果、住宅間の距離が友人選択の重要な決定因であることを見出した。同様の傾向は、友人選択だけではなく配偶者選択でも、また住宅だけでなく教室での座席の位置、職場での担当部署の位置などについて確認されている。2つめは、熟知性である。相互作用する機会がなくても、ただ顔を見たことがあるというだけでも、魅力を高めることがある。ザイアンスはこれを単純接触効果と呼んだ。たとえば、名前は知らないけれども毎週の講義で顔を合わせる人、毎朝...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。