【明星大学通信教育学部】
体育科教育 2単位目の合格レポートです。みなさんの学習の参考資料としてお役立てください。
このレポートの課題は、以下の通りです。
○課題
子ども達の運動技能習得の仕組みと効果的な習得のさせ方について考察せよ。
『テキスト保健体育』出村慎一、松沢甚三郎、多田信彦、島田茂、池本幸雄 著(大修館) 2011 年度~
【明星大学通信教育学部】
体育科教育 2単位目 合格レポート
○課題
子ども達の運動技能習得の仕組みと効果的な習得のさせ方について考察せよ。
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子どもたちは、運動技能をどのような仕組みで習得していくのだろうか。運動は単に体を動かすことと捉えがちであるが、実際の運動とは、脳を使い、神経を通って体の各部分に伝わり、各部分を緊張させたり緩めたりして、体中のあらゆる部分を使って動かすことで成り立っている。今回はこれらが発達することによってどのように運動効果として現れてくるのか、運動技能習得の仕組みと効果的な習得させ方について考えていきたい。
まずは、運動を起こす仕組みについて考察していく。神経系の働きは大きく2つに分かれ、一つ目は、脳の活動を必要とする、随意運動。二つ目は、脳の活動を必要とせず、意識していない他の筋肉も必要に応じて動かす、不随意運動(反射運動)である。両者とも運動指令が最終的に脊髄を通り、骨格筋...