間欠強化スケジュール

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    -間欠強化スケジュール

    間欠強化スケジュールが行われている場合を考えてみよう。このとき、行動と報酬の関係性が明確でないため、消去の過程において行動による報酬がすでに生じないことを確認することが難しい。そのため、有機体は報酬がもらえそうなあらゆる行動を試し続けるのである。この結果、強化スケジュールが終了したのちにも長期間継続されるのである。

    <事例:小集団における影響力の行使>

    ホプキンスは、小集団における影響力の行使は集団内における成員同士が他の成員の印象を形成する機会を持つ場合に機能すると考えた。法則とよべるほどに経験的なサポートを受けた言明として、中心にいれば地位が高いという言明がある。この因果関係は以下のようになる。中心的であればあるほど、他者との親和性は高く、また周囲からの注目を浴びやすい。この他者との親和性と周囲からの注目度は相互に作用しあいながら、集団への影響力を高め、この影響力の向上が地位の向上をもたらすのであるというものである。

     こうした因果プロセスを考えることによって、①中心的であれば影響力をもつという言明や、②他者との親和性が高ければ地位が高いという言明、...

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