イノベーションと戦略・組織
①論文のモデル
<仮説1>
論文のコンストラクト
学術領域における企業固有の知識が増加すると、創薬発見の生産性は向上する。
メジャメント
学術領域における企業固有の知識を、専門領域の科学雑誌への出稿の割合で測定する。
仮説2
コンストラクト
特定の疾病分野におけるコンポーネントコンピタンスが増加すると、創薬発見の生産性は向上する。
メジャメント
特定の疾病分野におけるコンポーネントコンピタンスを、特許の総数を20%割り引いた値で測定する。
仮説3
企業がその企業外から豊富な情報を獲得する力をもっていると、創薬発見の生産性が向上する。
メジャメント
企業外からの情報を獲得する力を「外部の科学コミュニティと関係を持っていることは組織内で重要か」と尋ねる
仮説4
企業が、その企業内において学術レベルと治療法レベルでの頻繁な情報のやり取りを促進しまた維持していると、創薬発見の生産性は向上する。
メジャメント
企業内における学術レベルと臨床レベルでの情報のやり取りを以下の3つから測定する。
(1)心臓血管の研究プ...