英語史 分冊1.docx-2

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    資料紹介

    日本大学通信教育部、A判定合格レポートです。
    一連の流れが的確に記述されています。特にゲルマン言語の分類について詳細にまとめられ、とてもわかりやすい論となっています。また大母音推移についての定義も的確に述べられていて内容がよく整理されています。
    との講評を頂きました。

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    英 語 史

         0441 (分冊1)
    1.世界の諸言語はまとまった語族ごとに大きく8つに分ける事ができる。その中の一つであるインド・ヨーロッパ語族は世界で最も普及されている言語群で、ロシア南西部のステップ地方で発祥しB. C. 3000 ~ 2000 年の間に分裂し広範囲に拡散していったと推測される。彼等が話すインド・ヨーロッパ祖語は各地域で方言等の変化が起こった。その音韻的特徴等からsatem語系とcentum語系に大別する事ができ、更にそれらを約10の語派に分類する事ができる。英語の祖語はこの中のゲルマン語派と推測され、他にドイツ語やオランダ語等が含まれる。又、インド・ヨーロッパ祖語とゲルマン語の際だった違いに、1.第一音節に強勢が置かれた。2.子音の変化(グリムの法則)。3.動詞組織の単純化。4.接尾辞による過去形。が挙げられる。

    このゲルマン語派は西暦の前に分裂を始め、東、北、西にそれぞれ発達していった。東ゲルマン語のゴート語は西暦の初めに低地Vistula地方を占め、更に南東に移動し3世紀半ばには低地Moesia(現ブルガリア)に移住した、ゴート族によって使用された...

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