日本における最近の教育革命の動向と教育制度について、関心のある課題の要点をまとめ、見解を述べよ
各国の教育制度の中から一つ取り上げ、公教育制度の発展について教育行政と関連して論述せよ
学校経営もしくは学級経営についての近年の動向のうち、関心のある課題の要点をまとめ、見解を述べよ
家庭教育と地域教育力の現状と問題点について考察せよ
1単位目
参考文献「現代社会における教育の制度と経営」青木秀雄・岡本富郎 著 明星大学出版部 2010年度~
①日本における最近の教育革命の動向と教育制度について、関心のある課題の要点をまとめ、見解を述べよ
戦後教育は、「科学技術の発展についていける人材を養成すべきだ」という声から、学習内容の増強してきた。しかしながらその反動で「詰め込み教育だ」「ゆとりがない」という批判を受け続けてきたのである。それを受け、文部科学省は、完全週休二日制、授業時間数削減、内容削減などの施政を行うこととなった。
特徴は、2002年度から施行された「学習指導要領」によって、小学校6年間の算数授業時間数はかつての1047時間から869時間にまで下がり(教育内容の3割削減)、「週5日制の完全実施」、「総合的学習の時間の新設」の3つである。
その発端は、1996年に出された中央教育審議会の答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」(第一次答申)に基づいて出された1998年の学習指導要領である。この答申の課題が、「子供に[生きる力]と「ゆとり]を」と謳っている為に、この答申を受けて作成された教育...