2012年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
【課題】
1.小学校家庭科におけるグループ学習の意義について説明しなさい。またグループ学習を行うと、より効果的だと考えられる指導例を考え具体的に述べなさい。
2.小学校家庭科の評価の観点と趣旨について簡単に説明しなさい。また生活技能を評価する際の留意点と評価法について説明しなさい。
※ 2012年度のレポート課題と、2013年度、2014年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2013年度、2014年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
また、本科目の科目終了試験の過去問と回答例も別データで販売しております。科目終了試験を受ける方、レポートに一工夫を加えたい方は参考にしていただければ幸いです。
● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/
1グループ学習とは、1クラスを6人前後のグループに分けて学習する形態のことである。
このグループ学習の意義は、児童同士で意見を交換し合ったり、協力して作業を行うことにより、互いに学び合う機会になることである。互いに学び合うことで、自分以外の人の意見を聞き、共感したりすることができる。このように、他の人の意見を聞き、自らの考えをより深めたり、改めたりすることがグループ学習の意義である。
しかし、このグループ学習ではそのグループに応じた教師の指導や助言が必要となる。また、グループ学習を行う際に、グループ編成のしかたも考慮しなければならない。能力程度の同質な者や異質な者による編成、または出席番号順による編成など、学習指導の目的や学習内容等を考慮した上で検討する必要がある。
次に、グループ学習を行うことにより、より効果的だと考えられる指導例を考えていく。
「料理の達人になろう」を題材とする。対象は第6学年。この題材では、家族のための食事作りを計画するに当たり、家庭生活と「エコ」とのつながりを意識させながら、調理させる。
本時の学習内容としては、まず「エコ」とはどのようなものか...