明星大学通信
000641 国語科教育 テスト対策 模範解答
参考文献 「国語科教育入門」
著者:長谷川清之 出版社:明星大学出版部 出版年:2011年
「話すこと・聞くことの意義」
「話すこと・聞くことについて、どのような教育が求められているか。」
「書写の意義」
「習字と書写の違い」
「国語科教育と国語教育」
「国語教育の意義」
「書くことの意義」
「読書の意義」
「話すこと・聞くこと」の意義
日本人だから、日本語をだれでも話したり聞いたりできるはず、だから特別な教育は必要ないだろうと思うが、話したり聞いたりすることは、簡単にできるものではない。たった一言で、人を傷つけることもあり、逆に一言が信頼や相互理解につながることもある。言葉をよく話すことは、確かな人間を育てることなのである。
また、話すこと以上に聞くことが大切である。話し手の人間性を見分ける力をつけなくてはならない。同時に、聞くことは相手を尊重することである。実際、話を聞いてくれなければ、話すことはできない。相手がしっかりと話を聞いてくれるとき、話し手は勇気をもって話すことができるのである。
話すこと・聞くことの学習では、よい聞き手が欠かせない。何でも安心して伝え合うことができる人間関係を構築することが大切である。そして、伝え合うことでお互いの理解を深め学びあうことができるようにすることが重要である。
「話すこと・聞くこと」について、どのような教育が求められているか。
話すことは、「対話」「会話」「独話」の3つの形態に分類できる。「対話」は、1対1で話をすることで、挨拶や相談、イ...