漢文学Ⅰ分冊1 2013 合格レポート 日本大学通信教育

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    課題 訓点および書き下し文(訓読)・漢文の基本文型について。実際の例文を挙げながら簡潔に説明しなさい。

    合格レポートです。
    拙い文章ですが、参考にされば幸いです。

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    漢文学Ⅰ 分冊1 平成25年報告課題
    <訓点および書き下し文(訓読)・漢文の基本文型について、実際の例文を挙げながら簡潔に説明しなさい。>
     訓点とは、中国の古典文を直接的に日本語として読むための符号で、返り点と送り仮名がある。返り点には、①レ点、②一・二点、③上・(中・)下点、④天・地点、⑤甲・乙(・丙)点がある。①レ点は、一字から一字に返るときに使う。例、読書、(書を読む。)②一・二点は、二字以上離れた文字から一字あるいは二字以上の語に返るときに使う。例、教弟子、(弟子を教う。)③上・(中・)下点は、一・二点では足りないときに、それを挟んで使う。④天・地点と⑤甲・乙点は、更にそれらを挟んで使う場合にのみ用いられる。例、有鬻盾与矛盾。(盾と矛とを鬻ぐ者あり。)
     次に、送り仮名は、基本的に歴史的仮名遣いではあるが、現代では現代仮名遣いも使用される。両者を混在させてはいけないが、どちらを使うかは読み手の主観に委ねられている。例、読書、仮名の部分が、それぞれ送り仮名である。
     中国の古典文を、訓点によって日本文に直したものを、「書き下し文」あるいは「訓読」という。例、愛人、(人を愛す。)...

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