佛教大学通信教育過程、S0619 生活科教育法のリポートです。2013年対応です。2015年度、2016年度に関しても対応の場合もあるので、1度確認してみて対応しているようであれば参考にしてみてください。評価はBを頂きました。主に教科書を参考に作成しました。ぜひ参考程度に見て頂ければと思います。
作成して評価を頂いたレポートもアップしていきますので、ぜひ参考にどうぞ☆
http://www.happycampus.co.jp/docs/952142469859@hc11/
「気付き」の階層と「気付き」の質が高まる過程について、テキストに示された実践例にふれて述べなさい。
[1章]生活科における「気付き」
「気付き」とは「子どもの内側に生じる認識あるいはその萌芽」であり、活動や体験とはまさに多様なことに気づいていくプロセスだといえる。
生活科では気付きの内容として「自然に関する気付き」、「自分自身に関する気付き」、「身近な人や社会に関する気付き」の三つが重視されている。ただし小学校低学年の認知特性を踏まえるならば、それらは必ず別々の気付きではなく、「自然についての気付き」が「自分自身の気付き」につながるというように、三者が相互に分かちがたく結び付いている。
「活動・体験の経験科」という観点から考えると、気付きそれ自体が必ずしも学びであるとは言えないし、気付きが必ず学びに発展していくわけでもない。その場限りで終わってしまう場合もある。教師は、子どもたちの多種多様な「気付き」に気づかなければならない。生活科の基本方針は「具体的な活動や体験を通して人や社会、自然とのかかわりに関心をもち、自分自身について考えさせるとともに、その過程において生活上必要な習慣や...