2012年度の明星大学 教育学部 通信教育課程における、レポート課題の合格レポートです。特に指摘もなく、高評価で1回目で「合格」の評価をいただきました。皆様のお役に立てれば幸いです。
【課題】
①カウンセリングの 3 原則を述べたうえで、カウンセラーとは異なる教師の行う教育相談の目的・内容・特徴を整理しなさい。
②保護者との面談および子どもとの関わり方に関する基礎的な技法・考え方を述べなさい。
!不合格者続出科目! 不合格者を多数輩出する要注意科目です。相談をよく受けます。早めの履修をオススメします。
※ 2012年度のレポート課題と、2013年度、2014年度のレポート課題は、本科目に関しては、まったく同じ課題です。2013年度、2014年度のレポート課題に取り組んでいる方も安心してダウンロードください。
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● 【過去問】と【合格レポート】 まとめブログ : http://ameblo.jp/meiseitarou/
1、 カウンセリングの3原則と、カウンセラーとは異なる教師の行う教育相談の目的・内容・特徴について
カウンセリングの3原則として、ロジャースは「真実さ」「受容」「共感」であると提唱した。その中でも、「真実さ」こそがカウンセリングの中で一番大切な要素であると述べている。ここで言う「真実さ」とは、カウンセラーが自分の感情を押し殺して受容や共感の振りするのではなく、ありのままの真実の感情・考えを心に留めること。そして必要ならばそれを来談者に伝えることを意味している。つまり、無批判にただ相手を受け入れるだけの受身姿勢ではなく、積極的にかかわりながら話しを聴くことが重要なのである。
それらを踏まえて、カウンセラーとは異なる教師の教育相談の目的・内容・特徴について考えたい。まず、カウンセラーと教師の違いとして、教育目標を持たない点があげられる。教師は、生活に必要な基礎学力から進路に必要な教養や科目の専門的な知識に至るまで、学習指導要領に則った学力到達目標がある。一方カウンセラーは、子どもや保護者が人に言えない悩み耳を傾け、引き出し、共有するという目標を持っている。つまり、教師の行う教育相談...