454 教育課程論 1単位目 合格レポート 2012年度

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    1.教育課程とはどういう意味か、それが教師や子どもにとってなぜ重要なことといえるのかについて

    具体的に論じなさい。

    2.戦前の教則、学科課程、教科課程などを取り上げてその特徴を述べ、併せて、戦後の学習指導要領

    に示された「試案」や「告示」のもつ意味との違いを中心にまとめなさい。
    1.教育課程とは「学校教育の目的や目標を達成するために、教育の内容を児童の心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に組織した学校の教育計画」と定義される。「狭義の教育」(意識的教育)にとって、その教育目的・目標を達成するための教育内容なのである。各学校では、学習指導要領を基準とし、編成、教育計画を立案し、さらに各学年の教育目標、その達成のための教育内容、その教育内容の選択と配列が教育課程である。

     学校教育の内容は、教育目標に即し文化財の中から選択、整理され「教科」を構成し、児童の発達段階に即して「教科内容」が構成され、教育実践(授業)における主体と客体とを現実に媒介する「教材」と具体化される。つまり教育目標を具体化したのが教育内容であり、さらに実践的にそれを現実化すれば教育方法と結びつく。

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