関谷先生のレポート:震災で感じた人の心理
小田先生のレポート:講義を受けて私の災害観はどう変わったか
伊藤先生のレポート:消防活動をより効率的にするための新たな方策
の三本をまとめたpdfファイルです。それぞれA4一枚強で成績はAでした。
震災で感じた人の心理
震災の直後、我が家ではいろいろな事が起きた。まず、震災翌日に父
が米を買ってきた。普段は米など買わない父だったかが、その日は車を
だしてまで買いに行った。家にはまだ米が残っていたはずであったが、万
が一また関東地方で大きな揺れが起きて、物流が混乱することを恐れて
買いに行ったと思われる。また、震災当日は首都圏の鉄道がほぼすべて
止まり、多くの帰宅困難者が発生した。我が家でも私以外の家族が帰宅
できず、私はスーパーの総菜で夕食を済ませる事になった。こうなれば
コンビニやスーパーから食料品が無くなるのは当然であろう。また、い
つ再び地震が起きるか分からないし、それによって物流に混乱が起きる
かもしれないので、生活必需品の買いだめをする動きが大きくなったの
では無いかと思う。実際、近所のスーパーでもそのような現象が見られ
ていたし、我が家でもトイレットペーパーなどを少し余分に買っていた。
いわゆるこれが CM などでも言われていた「買いだめ」のことであろう。
店頭の商品が少なくなればなるほど、人々は「いづれ買えなくなるので
はないか」という不安感にかられ、余計に品切れに...