教育心理学①(by立命館大卒)

閲覧数1,528
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    教育心理学の第1設題の模範解答です。A評価を頂きました。
    「象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。」についてのレポート。参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。
     本稿では、まず象徴機能とは何かについて定義づけを行い、その発生現象について具体的な研究事例を交えてみていく。さらに、その機能が十分に形成されない子どもたちにはどのような問題点があるのか、そしてその問題を改善するにはどのような教育をすべきなのかを考察する。
     象徴とは、ブルーナー(1968)の言葉を借りれば、表象のことであり、すなわち事物や事象を、それと一定の関係の代用物で表したもの、あるいは機能のことである。つまり、子どもの発達段階で発生する象徴機能とは、具体的な知覚経験をもとに自分なりにイメージを構成し、それを利用して時・場所を変えて自分なりのやり方で活動するための機能であるといえる。
     では、象徴機能はどのような発達段階を踏んで発生するのか。子どもは、1歳半から2歳にかけて象徴機能を現し始める。いま、目の前にないものごとについても頭に思い浮かべ、自分で実際に行動してみなくてもその様子を頭に描くようになる。これを、ブルーナーは、映像的表象と呼んでいる...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。