製造での環境負荷的視点から考えるなら、プリウスはエコカーではない

閲覧数1,365
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    はじめに

    日本自動車販売協会連合会、通称自販連の発表による2009年以降のデータでは新車販売台数1位を維持しているのがトヨタのハイブリッドカー「プリウス」である。この車が最初に市販された初代モデルが1997年に発売されそれからすでに約15年が経過しているがそれまでの間にトヨタは間違いなく「プリウスというハイブリッドカー」=「エコ」のブランドイメージを大衆に定着させることに成功したといえるだろう。このハイブリッドカーとしての成功を踏まえ、多くの自動車会社は多くのハイブリッドカーや電気自動車などの今までのガソリンによる内燃機関とは別の動力で動く車を開発して、そして販売しているのだが、果たしてそれは本当に真のエコロジーといえるのか。私たち消費者は自動車メーカーの宣伝文句に踊らされただけではないのか、それを車の燃費という観点でだけでなく車の部品製造や維持、そして廃棄といった車での「ゆりかごから墓場まで」の視点でエコを考えてみようと思う。
    現在市場にある駆動機関の種類に関して

    今現在販売、もしくは走っている自動車の動力機関を大別すると、燃料を燃やして走るもの、すなわち燃料自動車と、電気エネル...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。