R0712  社会学概論 第1設題 マックスヴェーバーの社会学の性格について述べよ(A評価)

閲覧数1,649
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題 マックス・ヴェーバーの社会学の性格について述べよ
                   序
     「社会学」は、19世紀前半にフランスのコントが、その名前を創作し用いるようになった新しい学問である。その後「社会学」は、独立した科学としての方法や地位を獲得するまでかなり長い時間とさまざまな努力がなされてきた。
     「社会」とは、一人ひとりの人間の人生よりもずっと長く存在し、その一人ひとりの意思を超えたかたちで動くことも多い不思議で複雑な存在である。人と人とが長い歴史の中で培ってきた社会は、身近な存在であるミクロ社会から、国家や地球規模におけるマクロ社会まであり、自分の周りの出来事を眺めればそれで何でもわかるような存在ではなく、特別な方法を考案しなければ理解することのできない未知の面を持つ存在だと言える。
     そこでマックス・ヴェーバーは「単数あるいは複数の行為者の考えている意味が他の人々の行動と関係を持ち、その過程がこれに左右されるような行為をさす」と述べて、社会的行為を、それを引き起こす動機と結び付けて考察することの重要性を強調した。つまり、行為に意味を与えているがゆえにその行為の経過にある...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。