現行の教科書には載っていない事が多かったので、以前の教科書を参考に論述しています。
B評価でしたが、所見は良かったです。
OECDが行っている生徒の学習到達度調査(PISA)で求められている能力を高める授業と評価の方法について、教えることを中心とした場合と、学習することを中心とした場合の設計手続きの違いを踏まえ、それぞれの場合における学習指導設計および評価方法を提案しなさい。
PISA型学力の特徴は次の5項目で表現できる。
①知識や技能を実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかどうかを評価。学校カリキュラムには関わらない。
②図表・グラフ・地図などを含む文章(「非連続型テキスト」という)が重視され、出題の約4割を占める。
③「選択式」を中心にしながらも「自由記述形式」の出題が約4割を占める。
④記述式では、答えを出すための「方法や考え方を説明する」ことが求められる。
⑤読解力として、「情報の取り出し」・「解釈・理解」・「熟考・判断」、そして自分の「意見を表現する」ことが求められる。テキストの「内容」だけでなく「構成や形式」についても問われる。
次に授業設計とは、自分が実現したいと思い描いた時点から、それが確実に実現するように頭のなかで概念を操作していく過程をさす。このときの概念は...