排泄介助 事例A

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    介護技術者講習 事例A(右片麻痺、失語症等)の模範対応及び指導内容と評価項目について

    〈排泄の介助〉
    〈基本情報〉

    山田太郎 78歳 男性

    要介護3

    ・10年前に糖尿病発症。7年前からインシュリン注射をしている。自己注射しており、コントロール状態は良好。

    ・5ヶ月前に脳梗塞を発症。4ヶ月の入院をする。自宅復帰を目指し、自宅近くの介護老人保険施設入所となる。

    ・入院していた病院では、理学療法の時間以外は歩行しておらず、廃用症候群の悪循環が進行している状態である。

    ・コミュニケーションは「はい」「いいえ」で答えられる。短文の質問ならば確実にできる。

    ・右片麻痺は下肢グレード6(背臥位で股・膝関節同時に屈曲・進展はできる)、上肢グレード3(肩・肘を同時に軽度屈曲できる)。手指グレード1(左手を握ると右手指がわずかに握る動きをする)。

    ・右利きである。

    ・立位保持は道具をつけなくても手放しで10秒以上立てる

    ・下肢に屈曲拘縮あり。

    ・失語症あり。

    ・身の回りのことはひとりでできるようにしたい。

    ・以前のように、近所の友人宅もしくは自宅で囲碁をうちたい。
    事例A

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