精神看護学実習前の事前レポートです。
精神看護学実習事前学習
精神分裂病について(治療方法も含む)
躁うつ病について(治療方法も含む)
入院形式について(任意入院・医療保護入院・措置入院etc.)
隔離・身体拘束について
精神障害者が活用できる社会資源について
精神分裂病について(治療法も含む)
精神分裂病は発症頻度からみても最も重要な精神疾患である。発症頻度は一般人口の0.7~0.8%であり、精神病院の入院患者の60~70%を占めている。
E.クレペリンが早発痴呆と呼び、若年における発病と特有な人格変化とを重要な特徴としたが、のち、E.ブロイラーは発病が必ずしも早期ではないこと、症状の特徴が思考障害(連合弛緩)にあることなどから精神分裂病という病名を提唱し、一般に用いられるようになった。
-原因-
精神分裂病の真の原因はまだ不明であり、遺伝は、血友病・色盲などのように決定的なものではなく、発現を左右する因子が多く存在する。副次的因子として身体疾患、妊娠・分娩などの生理的変化がある。近年は脳内モノアミン、特にドーパミンの異常が推定されている。一方、従...